こんにちは。群馬県の邑楽郡千代田町にあります、ふくだ歯科医院・小児・矯正歯科の院長福田優（ふくだ ゆう）です。

前回は「子どもの矯正（小児矯正）って必要なの？」
というテーマでお話しいたしましたが、昔に比べるとお子さまの「歯並びを治したい」という、子どもの矯正の必要性を感じていただいてる親御様が増えたと思います。

そのような親御様から、「マウスピース矯正ってどうなんですか？」というご質問をよくいただきます。
そこで今回は「小児のマウスピース矯正」をテーマにお話しさせていただきたいと思います。

マウスピース矯正はいくつか種類がありますが、その中でも利用しているお子さまが多いマウスピース矯正装置のマイオブレイスをベースにお話しいたします。

マイオブレイスには、主に下記のメリットがあります。

見た目が気にならない

マウスピースの装着は日中1時間と就寝時です。ワイヤーを活用した矯正と違い取り外しができるため、見た目を気にすることなく矯正治療ができます。

衛生的で痛みが少ない

取り外しのできるマウスピースですので、取り外して歯をしっかりと磨け虫歯のリスクが少ないです。また、ワイヤーの矯正器具の場合はワイヤーを調整する際に痛みを感じることもありますが、マイオブレイスは痛みを感じることはほとんどありません。

後戻りのリスクが少ない

一般的な矯正は歯並びがキレイになった後も、後戻り防ぐためにリテーナーと呼ばれる装置を装着する必要があります。マイオブレイスはアクティビティによって舌・呼吸などの癖を改善し、根本的にところから治療しますので後戻りが少ないと言われています。